「スパイス」と言うとカレーやシチューなどが浮かび、和食とは縁遠いものと思いがちですが、実は和食にもスパイスは身近に存在しています。生ゆず唐辛子に使われている柚子や唐辛子以外にも、どんな和食のスパイスがあるのでしょうか?
和食におけるスパイスとは?
全日本スパイス協会では、スパイスは「利用部位として茎と葉と花を除くものの総称」と定義しています。実や根がこれにあたり、にんにく、生姜、唐辛子、胡椒、わさびなどが分類されます。そして「茎と葉と花を利用するものの総称」がハーブとされ、ミョウガ、しそ、ニラなどはこちらに分類されます。こう挙げると、意外と和食にもスパイスは使われているんだということがわかりますね。薄味でもスパイスの持つ辛味や香りが料理に深みを持たせてくれるので、健康的な食生活にも欠かせません。
和食で欠かせないスパイス5選
日本のスパイス代表は、ツンと鼻にクるわさびです。お刺身には欠かせません! 生姜は肉や魚の臭みを取りつつ、味のアクセントになってくれます。山椒は鰻にパラパラと振りかけて香りを添え、生の実はあまじょっぱく炊いてご飯のおともにもなれる万能選手。柚子は漬物に皮を入れるだけでグッと香り高くなり、絞れば自家製ぽん酢にと、実も皮も使える超優秀スパイス。種も実は化粧水にできるんですよ♪ 唐辛子は生、乾燥、粉で多種多様の使い方ができます。使いやすいのは乾燥唐辛子と粉の七味唐辛子でしょうか。これらのスパイスは、和食本来の味を引き立ててくれる縁の下の力持ちです。
入れるだけで料理が上品になる柚子
爽やかな香りの柚子は、ちょっと加えるだけで料理に特別感が出ます。皮は白い部分に苦みがあるので、うまく表面だけ削ったり、白い部分をこそいだりして使ってください。ふろふき大根やイカと里芋の煮物にちょっと削って散らしたり、刻んでお吸い物に浮かべたりするだけで香りも見栄えも良い一品になります。果汁は酸味があるので、お酢の代わりに紅白なますにしたり、醤油と和風だしでほうれん草やきゅうりの和え物にしたりしてさっぱりいただけます。
いかがでしたか?今回は、和食に使われるスパイスについてご紹介しました。当店では「生ゆず唐辛子」を販売中です。どんな料理とも相性抜群で、もちろん和食にもピッタリです。いつものお料理がチョイ足しするだけで美味しくなる「生ゆず唐辛子」、是非お試しください
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