今回は海好きの人におすすめの映画のご紹介です。この映画を観ると海に行きたくなる魔法にかかる♪そんな映画のご紹介です。1988年に日本で公開された『グラン・ブルー/グレート・ブルー』は、1992年に完全版が公開され日本で大ヒットしました。そして、1998年に作品誕生10周年記念として『グラン・ブルー オリジナル・バージョン』がリバイバル上映されました。監督であるリュック・ベッソンの幼年時代を投影した『グラン・ブルー』は、実話を基に海の美しさと3人の男女の苦悩や葛藤が描かれた作品です。
映画「グラン・ブルー」あらすじ
時は1965年。ギリシャのアモルゴス島で生まれ育った10歳のエンゾ・モリナーリは、潜水夫の父親に連れられて島を訪れていた8歳のジャック・マイヨールと出会います。ジャックは気弱で物静かな少年でしたが、素潜りの能力は驚異的でした。ガキ大将のエンゾは得意な素潜りで、ジャックと競い合うようになります。ところが、ある事故をきっかけにジャックは故郷のコート・ダジュールに帰ってしまいます。エンゾはジャックに潜水勝負で負けたまま、23年の年月を過ごしました。ひょんなことをきっかけにジャックと再会したエンゾは、なんとかして彼とフリーダイビング大会へ出場します。エンゾの夢はジャックに勝つこと。しかし、ジャックは人間離れした記録を打ち立てて行き、やがて……。エンゾとジャック、ジャックを愛する保険調査員のジョアンナの3人が展開していく、美しくも苦しいお話です。
彼なしでは語れない‼「ジャン・レノ」の魅力
エンゾを演じるジャン・レノは、この『グラン・ブルー』で一気に知名度を上げました。ジャン・レノと言えば『レオン』の孤独な殺し屋を思い浮かべる人も多いと思いますが、実はフランスではコメディ映画がメインでした。両親がスペイン人ということもあってか、陽気なキャラクターが好みのようです。『グラン・ブルー』のエンゾも陽気なイタリア人で、大人になってもガキ大将の名残がありながら「マンマのスパゲッティ以外食べない」と、未だに鉄の掟を守り〝マンマ〟には頭が上がりません。どこか憎めない、そんな彼を自然に演じられるのも、ジャン・レノの魅力のひとつです。
フランス映画の巨匠「リュック・ベッソン」の出世作
スキューバダイビングのインストラクターである両親の間に生まれたリュック・ベッソン氏は、自身もダイビングをしつつ海洋生物学者を志していました。ところが、17歳の時に潜水事故に遭い、スキューバダイビングができなくなってしまい夢半ばとなりました。その後故郷のパリで映画製作を学び、アメリカへ移住し再びフランスへ戻り映画製作会社を興しました。ベッソン氏の子供時代のすべてを詰め込んだ『グラン・ブルー』は出世作となり、その後『レオン』『フィフス・エレメント』などのヒット作が続きました。
いかがでしたか?今回は、海好きの人に是非見ていただきたい映画をご紹介しました。美しい海と、空と、リュックベッソンの世界観で溢れた素晴らしい映画です。何度でも見たくなる名画!是非ご覧ください。
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