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良い香り♡柚子の色の違いって?

良い香り♡柚子の色の違いって?

柑橘系は冬に旬を迎える種類が多いですが、柚子もそのひとつです。いい香りの柚子は、飲み物や薬味だけでなく、アロマなどにも利用されていますね。柚子がお好きな方も多いと思いますが、黄色と緑色の柚子があるのはご存じですか?

色の違いは収穫時期の違い

一般的に、私たちがが「柚子」と聞いて思い浮かべるのは、黄色い柚子です。実は柚子には、緑色の柚子があります。みかんのように種類の違いなのでしょうか?実は、柚子の色の違いは、収穫時期の違いです。黄色い柚子は、10月から11月ごろに収穫します。緑色の柚子は、8月から9月ころ、黄色い柚子よりもっと前に収穫します。収穫できる大きさに育ってから、黄色く色付くまで、一週間ほどしかないため、青柚子の収穫時期はとても短いのです。


青柚子

緑色の柚子は、「青柚子」と呼ばれます。黄色い柚子より早く収穫された柚子です。青柚子は、若々しく青い香りがするのが特徴です。まだ若い柚子のため、果汁は黄色い柚子に加えて少ないのも特徴です。カボスやすだちのように果汁を使うこともありますが、果汁をしぼって利用するよりは、皮を使うのが一般的です。おもに、柚子胡椒はこの青柚子の皮を加工して作られています。柚子胡椒は、九州でよく食べられています。収穫時期が一週間ほどととても短いためで、あまり流通しないため、私たちが見かけることは多くありません。


黄柚子

黄色い柚子は、青柚子がより熟したもので、「黄柚子」と呼ばれます。果汁が豊富で、香りも青柚子に比べてとても良いです。果汁を絞って料理やお菓子に使用したり、果汁でジュースやゼリーなどの加工品を作ったり、皮を削って飾りや風味付けに使ったりと、青柚子に比べて使い方が広くなります。また、ハウスでも栽培されるので、収穫した黄柚子を保存し、翌年の春に出荷し、一年を通して柚子を楽しめるようになっています。冬至の柚子風呂に使われるのも、香りのいい黄柚子です。


いかがでしたか?今回は、黄色と緑色の柚子の違いについてご紹介いたしました。収穫時期によって色が違うのは知ってました?年中スーパーに並んでいる黄柚子は、熟した柚子だったんですね!京都榮元でも黄柚子と青柚子を使い分けて生ゆず唐辛子を作っています。気になる方は下記のバナーをクリック♪👇👇👇👇