カツオや昆布や素材から出た出汁がたっぷりとしみ込んだおでんは、そのままでも十分美味しいですが、調味料をつけて食べるのもまた違った美味しさがあります。今日はおでんに合う調味料をご紹介します。調味料をつけない派のあなたも、試してみたくなるかもしれません♪
おでんに調味料【つける派?つけない派?】
おでんにつける調味料は、全国各地でいろいろとあります。北海道や東北地方は生姜味噌(赤みそベース)、東京はカラシ、静岡のダシ粉などなどです。もちろん、つけずに食べるという人も多くいますが、調味料をつけるだけで味が変わって何倍もお得な気がしませんか? また、翌日にも食べるときは、味変すれば飽きずに食べられるので家族の「またおでん?」という不満も減らせるかもしれません(笑)。つけてもつけなくてもおでんは美味しいですが、どうせならいろいろな食べ方を楽しんでみませんか?
【合います!】ゆず唐辛子
北九州はやはり柚子胡椒をつけて食べるのが定番ですが、生ゆず唐辛子は市販の柚子胡椒に比べて使用している塩が少ないため、おでんにつけても塩味が濃くなりません。優しい出汁の味も変えることなく、爽やかな柚子の香りと唐辛子の辛味をプラスできます。同じ辛味でも、カラシとはまったく違った辛味で、フルーティーなのはやはり生ゆず唐辛子ならではです。生ゆず唐辛子は6種類あるので、どの唐辛子が一番おでんに合うか食べ比べするのも楽しいかもしれませんね♪
【知ってた?】おでんの由来
「おでん」の語源は「田楽(でんがく)」です。拍子木型に切った豆腐に味噌を塗り、串に刺して焼いた「豆腐田楽」が室町時代に生まれ、宮中に仕える女房が「御」をつけて「御田」と略して呼ぶようになりました。豆腐以外にも魚やこんにゃく、ナスなども同じように串に刺し味噌を塗って焼き、好んで食べられていたそうです。その後、江戸時代になるとおでんは片手で簡単に食べられると一般大衆にも広がり、煮込んだものを「おでん」、焼いたものを「田楽」として区別されるようになったそうです。おでんも田楽も、500年以上前から日本人に愛されてきたファストフードなんです。
いかがでしたか?今回はおでんとおでんに付ける調味料についてご紹介いたしました。寒さがしみるこの時期に食べたくなるおでん♫いつもの食べ方に飽きたら、調味料を替えてみるのもいいですね!いろんな調味料を是非お試しください♫