とうがらしというと、皆さんまずは「辛い！」というイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。
お蕎麦の薬味などによく使うとうがらしですが、実は辛いだけじゃなく、健康にいい効果がたくさんあるのはご存じですか？
今回は、とうがらしの健康効果についてご紹介したいと思います。
高血圧を予防する効果
とうがらしに含まれる、「カプサイシン」という辛味成分には、強心作用という心臓の動きを高める効果があります。これにより血圧の上昇を抑えてくれます。また、抹消血管を広げる効果があるので、血管が広がることにより血圧が下がります。
また、カプサイシンは料理に加えると、スパイスとなって味のメリハリがつくので、料理に使う塩の量を減らすことができます。塩分を摂りすぎると血圧が上昇するので、摂取する塩の量を減らすことは大事です。
これらの複合作用により、高血圧を予防することができるんですね。
疲労回復効果
とうがらしのカプサイシンは、血管を広げて血流をよくする効果がありますので、血液を全身にくまなく運ぶことができます。これにより、肩こりや冷え性が改善されるだけでなく、体内に蓄積された疲労物質が分解されやすくなります。つまり、疲労回復にも効果があるようです。
疲労を回復させるだけでなく、血流が良くなることで、白血球の働きが活性化し、免疫力が高まる効果も期待できます。
便秘を解消する効果
カプサイシンは、適度な量であれば消化の働きを助ける効果があり、胃や腸を刺激するので、食欲を増進させたり、便通が良くなる効果があります。便秘でお悩みのかたは、食事にとうがらしを加えると、便秘の解消に効果があるかもしれません。夏バテで食欲がないときなども、食事に少しとうがらしを加えることで、食欲が増進され乗り越えられそうです。とはいえ、刺激物なので、食べすぎると下痢を起こしたりすることもありますので、とうがらしの摂取は適量にしてくださいね！
いかがでしたか？今回は、とうがらしの健康効果についてご紹介しました。程よく食事に取り入れるのが良いようですね。夏は特に暑さで疲労がたまりやすいです。夏バテ解消に、是非お試しください♪
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