6種類の唐辛子を使い、それぞれ違った味わいを持つ『京都 浜幸 生ゆず唐辛子』には、どんな唐辛子が使われているのかご紹介します。今回は、加工してもその実が持つ鮮やかな黄金色のままに発色する、黄金唐辛子（おうごんとうがらし）の紹介です。
No3. 完熟柚子と生唐辛子 【黄金唐辛子】
真っ赤な唐辛子に比べ、黄色い唐辛子の辛味はそれほどでもないんじゃないか、と個人的に思っていたのですが、なんとこの黄金唐辛子は鷹の爪の10倍もの辛さがあります。鷹の爪も相当辛いですが、その10倍……いったいどれほど辛いのか、皆さんは想像できますか？
そんな辛味の強い黄金唐辛子には、香りが負けない完熟柚子を合わせています。濃い柚子の香りと、激辛ながら辛さがスッと早く引く黄金唐辛子は、和食だけではなくタバスコ代わりにピザやパスタに合わせるのもおすすめです！
黄金唐辛子の辛さは日本一！！
江戸中期より日本で育てられてきた黄金唐辛子は、かの平賀源内が書き記した唐辛子図鑑「番椒譜」に『指上』という名前で描かれています。当時の江戸の人々の目に、鮮やかな黄色い唐辛子はどう映っていたのかはわかりませんが、鷹の爪の10倍もの辛味がある黄金唐辛子は、今現在日本で一番辛い唐辛子とされています。
その名のとおり黄金色の実は、口に入れた瞬間にカーッと辛さが広がるものの、辛味の継続時間が短くキレの良さが特徴と言われています。辛いだけではなく香ばしい風味は、どんな料理にも良いアクセントとなります。
辛さ調節は少しずつ…！辛旨鶏うどん
キレのいい辛味の黄金唐辛子を使った生ゆず唐辛子は、あっさりとした鶏ガラスープにコクを与えてくれます。塩と鶏ガラで作ったシンプルなスープには、細めのうどんやそうめんが合います。
塩ゆでした鶏のささみを割いて乗せ、あれば大葉やネギ、白ごまを散らして彩りも良くすれば、ますます食欲をそそります。コンビニなどでも手に入りやすいサラダチキンは、冷蔵庫に鶏のささ身がない時の救世主♪（サラダチキンを使う場合は、スープの塩分を減らしてくださいね）
夏は冷たいものばかり食べがちですが、これなら温かくスルリと食べられて、食欲がない時にもピッタリです。黄金唐辛子はとびきり辛いので、少しずつスープに溶かして自分好みの辛さで食べてくださいね。
いかがでしたか？今回は、6種類ある生ゆず唐辛子の中から、NO.3「黄金唐辛子」をご紹介しました。是非お試しください♪
次回は、No.4「青唐辛子」をご紹介！お楽しみに！
オンラインショップ【京都 榮元-EIGEN KYOTO-】では、心の底から自信を持ってお届けする、オリジナル商品を販売中です♪
